2021年4月15日 / 最終更新日 : 2021年5月8日 koushigakuin コラム「学思堂」 中国語における外来語について 中国の日本語学習者は、外来語が多いことに戸惑うことがよくある。日本語の語彙は漢語、和語、外来語、混種語の四種類から構成され、そのうち、外来語は10%前後を占め、割合から見れば漢語や和語ほど多くはないが、そのルーツが多岐に […]
2021年2月2日 / 最終更新日 : 2021年2月2日 koushigakuin コラム「学思堂」 ポスト『論語と算盤』の時代 この2月から始まるNHK大河ドラマ『青天を衝け』は渋沢栄一が主人公だそうな。渋沢は当時悪化していた日米関係の改善に民間企業の立場から取り組み、その功績で2回もノーベル平和賞の候補にもなるなど、近代日本を代表する実業家・ […]
2020年11月21日 / 最終更新日 : 2020年11月21日 koushigakuin コラム「学思堂」 中国人の姓と名 中国人の姓と名のあり方は如何なるものか。漢姓を中心に紹介していきたい。 苗字の数については定説がないが、ある統計によると1万個以上あると言われ、一時文献に出ていたが、後に消えてしまったものも少なくはないという。今使わ […]
2020年9月9日 / 最終更新日 : 2020年9月9日 koushigakuin コラム「学思堂」 『東洋の対話』と『西洋の対話』― 求められる「弁証法的発展」 新型コロナ感染が発生し早8カ月、遠距離の自宅に帰ることも儘ならない単身赴任の身、閉じこもり生活にもすっかり慣れてしまったこの頃、改めて家族や同僚、友人そして国と国など様々な『距離』についてあれこれと考える。 中国語で […]
2020年5月8日 / 最終更新日 : 2020年5月8日 koushigakuin コラム「学思堂」 神社巡りと注連石(しめいし)についての一考察 福山は、市街地中央を流れる芦田川が南東方向の瀬戸内海に流入しているが、河口部まで山地が入り組む独特の地形のためか、高台に立って見回すと、四方が山に囲まれているような感じを受ける。 山や小高い丘として見える箇所も、かつ […]
2020年4月16日 / 最終更新日 : 2020年5月8日 koushigakuin コラム「学思堂」 -“危機”にあって問われること― いま世界中が新型コロナウイルス感染対策に慌ただしく、各国とも官民を問わず、ありとあらゆる部署の“リーダー”と呼ばれる人が、みなその対応に追われている。 自分もこれまで企業の一員としてアジア通貨危機やリーマンショックとい […]
2020年3月3日 / 最終更新日 : 2020年5月8日 koushigakuin コラム「学思堂」 春節への思い 2020年1月25日は、春節であった。 春節は中国の「旧正月」で、農歴正月元日に当たる。季節は冬の終わり、春の初めに当たるため、「春節」と呼ばれている。まさに、「The Spring Festival」と言うわけであ […]
2019年11月1日 / 最終更新日 : 2020年5月8日 koushigakuin コラム「学思堂」 『三』という数字 手許に少々黄ばんだ一冊のNHKラジオ講座のテキスト『レベルアップ中国語』2014年7月号がある。表紙に書かれてあるキャッチコピーは「中国のSF小説を読んでみよう」。教材として取り上げられていたのは、いまバラク・オバマ前 […]
2019年9月3日 / 最終更新日 : 2020年5月8日 koushigakuin コラム「学思堂」 趙樹理と「小二黒の結婚(原題:小二黑结婚)」 中国建国(1949年)前後に農民文学の旗手としてその名を馳せた作家として、趙樹里がいます。1906年山西省沁水の生まれ、1970年、文革の迫害により命を落としました。生涯に発表した作品数は多くはありませんが、解放前後の […]
2019年8月3日 / 最終更新日 : 2020年5月8日 koushigakuin コラム「学思堂」 異文化交流の原点としての漢字 ―“日中韓文化交流”の通底として― かれこれ30数年前のこと、勤めていた銀行から廖・高碕事務所、日中覚書事務所の後身である日中経済協会に3年間出向し、色々と貴重な経験を積ませてもらった。 そのころ、協会の岡崎嘉平太先生が常勤顧問をされていた。先生は第二次 […]