2017年サマーキャンプ(北京・上海)を開催しました

今年度も福山大学孔子学院主催のサマーキャンプを開催しました。

約2週間の日程を終え、参加者の学生が無事福山に帰ってきました。今回は20名の学生が参加し、ギュギュっと内容の詰まった日程をこなしてきました。さて、どんな様子だったのでしょうか。たのしい写真とともにご紹介します。

サマーキャンプは北京、対外経済貿易大学のキャンパスからスタート。皆、中国語で自己紹介(出発前に一生懸命練習しました)。大学の先生方からも好評でした。

サマーキャンプは語学の学習だけではありません。なにしろ本物の中国文化を体験できるというのが大きな特色なんです。玉(ぎょく)についての話、日中家庭教育の話を聞いたり、中国画にも挑戦しました。

せっかく来たのだから外にも飛び出そうということで、定番観光スポットの長城、故宮、頤和園参観のほか、雑技もしっかりおさえ、新しいところではオリンピック公園も。邦銀の北京支店で、中国経済の講義も受けました。

若者同士の交流はとても大事なイベントです。日本のことなら任せとけと日本側からは旅行スポット、アニメ、スイーツ、ファッションなど盛りだくさんの話題を、中国側からは最近の流行り言葉などの話題があがり大いに盛り上がりました。

9月11日で北京での日程を終え、次の活動場所は上海です。北京から上海までの移動は、高鉄(中国版新幹線)を利用しました。上海は新しいものと古いものが混在し、歴史を振り返ったり新しさを吸収できる見どころ満載の大都会です。魯迅記念館や中華芸術宮(上海万博中国館)、豫園で歴史にふれ、東方明珠展望台から上海の景色を眺めながら、しっかりと頭の中を整理しました。

9月13日は、上海師範大学で盛りだくさんの日程をこなしました。大学の歴史館を参観、中国民族音楽楽器『琵琶』の話を聞いたり、中国の書道にも挑戦しました。

次は上海の学生との交流会です。上海師範大学の学生より、大学入学時に行う軍事訓練の様子や日本にも方言があるように中国語でも方言があること、また日本での留学生活時の体験談などの話を聞きました。

13日間という短い期間でしたが、北京、上海という特色も成り立ちも異なる都会で、中国の雰囲気に触れ、中国文化や中国の人々の温かさに触れることが出来ました。これからの勉強の進め方、中国とのかかわり方など、参加者にとっては大きな収穫となったことでしょう。